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無慈悲なまでにダブルオー


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ネタがくだらない………!(笑
マイスターズは(アレルヤとハレルヤは分離)日本の雪国、北海道とかもいいけど、秋田とかも結構雪降るけど、新潟にお引越し、にしたいと思います。
ん?いや、県ってないのかもしれない。だいたい新潟県をイメージしてください。
長野でもいいか。富山とかも降るよな。山形、石川、青森…………やっぱり新潟で。
祖父母が新潟にいるので、私の頭の中でイメージがしやすいです。2m豪雪とか、なんか嫌とか何とかを通り越して、いっそ清々しかったよね!!

ティエリアが、普段見慣れない雪を見て目を万丸くして固まってるとかわいいと思う。
で、ロックオンかハレルヤに雪玉をぶつけられる。
※ここでのロックオンはニールイメージです。




 しばらくの間、そこで5人で生活してもらうから。

「喧嘩しないで、がんばってね」

 ティエリアが言葉を失っているところを初めて見た、と刹那は思った。(後日談。)



  +++++



「なんなんだ、いったい!ふざけているのか!!」
「どうどう、ティエリア」「うっせぇなぁ」
「君が言えた台詞じゃないよね」
「なんだと」

 うるさいのはあんたたち全員だと刹那は心の中でつぶやいた。思わず言おうものなら、ティエリアとハレルヤの怒り(八つ当たり)の矛先が自分に来るのは目に見えている。そんなへまはしない男だ、俺は。
 ティエリアはスメラギの出してきたプランに怒っているし、アレルヤは不機嫌なハレルヤにいらないことを言った。騒ぎを大きくされて刹那は4人の中に混じりたくなかった。
 そもそも、と刹那は思う。そんなに嫌なあの時スメラギにそう言えばよかったのではないか。だいたい後になってあれこれ言っても遅いのだと、あの頭なら分かっているだろうに。

「なぜ僕たちが、わざわざ地上の、あの小さな島の、あんな山の中の、一つの家に住まなければならない!?」
「しかも、もう冬なんだよね」
「…………万死に値する!!」「久し振りに聞いたその台詞」「よっぽど怒ってんだな」

 刹那はいまだ無言である。(テンポが良すぎて入れないのもある。)
 どうしたものかと抱えた荷物を持ち直した。刹那はリュックと手提げの大きなかばんが一つずつ、アレルヤとハレルヤは二人で一つのリュックに自分で持ち運ぶ分の引っ越し荷物を入れていた。ちなみにロックオンは全て宅急便で送ったらしく、荷物が正確に届くかどうか刹那は少しだけ心配だった。(だって一夜分の着替えもないのだ。)ティエリアもこれまた軽装で、それでも数日分の着替えを持ってきているらしい。正解だ。
 どうしようもないので、刹那はあらかじめ預かっていた家の鍵を鞄から取り出してドアのかぎを開けた。自分がカギを持っていて正解だと思ったのは、刹那だけの秘密である。テンポのいい、騒がしい会話は自分の後ろで今も継続している。

 家に入ると、さすがに5人分の部屋がある家で、田舎でもあってわりと広かった。ただし昔ながらの木造住宅で、雪国の造りになっているせいでそれほど大きい、開放感のある窓は一つしかない。
 部屋は全部で5部屋。居間と個人の部屋が4つ。アレルヤとハレルヤは二人で一つの部屋を使うのでその分広い。家具だけは先に運んでおいて貰ったので、あとは個人が宅急便で送った荷物が届くのを待つだけだ。

「へぇ、意外と広い家だね」「よかったな」「うん」
「ほら、ティエリア好きなとこ選べよ」「………そうさせてもらいます」「まぁそんなカッカするなって」

 それでも未だ今までのテンポを崩さない彼らと、刹那はどうやって生活していけるのか不安になった。


 つづく。
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