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無慈悲なまでにダブルオー


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2008年10月11日に移転前のサイトで更新したものです

自分も。
今週から、各授業が本格的にスタートしたので、みっちり授業受けてきました。
専門科目で、英語をいくつか選択しなければいけないのですが、各学域共通の授業でも英語を2コマ取らなくちゃいけないので、週4コマ。
高校時代の英語とはやっぱり違うので。予習が追い付きません。一回の授業90分のために4~5時間かけるとか、ほんとやばいです。英語なのに。量多いし。
いい先生を狙って授業とらんといけないです。ほんとに。

今日寝てたら足攣りました。攣ってから目が覚めて、思わず脚に力を入れたら、なんかすさまじい痛みに襲われました。ベットの上で悶絶(笑)
半泣きになりながら脚を抱えて唸っていたら、いつの間にか寝てましたが
今朝起きた時は、まだ脚が痛くて……………もう歳かな

 




 

「どうして、君が!?」

 沙慈は恐怖に駆られながらも、刹那の方を見て叫んだ。
 かつて彼と会ったのは地上。同じマンションに住んでいたから、出会えたようなもの。4年前を境に姿を見なくなっていた。いつの間にか、隣の部屋には違う人が住んでいて。
 まさか、こんなところで再会することすら思ってもみなかったのに。

「急げ、沙慈・クロスロード。死にたくなかったら、早く乗れ」

 どうして彼が、ガンダムに乗っているんだ。
 刹那は先にガンダムに乗って、こちらに手を伸ばしている。導かれるままに、ガンダムの手の上をあがって彼の手をつかめば、簡単に乗れるだろう。
 頭が真っ白になっていた。どうすればいい?この手を取るべきか取らないべきか?
 ここにいれば、どうなる。行けば助かるのか。

「急げ。乗らないのであれば、置いていく」

 沙慈は思わずガンダムとガンダムに乗る刹那を見つめていた。
 憎きガンダム。ルイスを襲ったガンダムでこそないけれど、姉さんを殺した奴でもないのだけれど。それでも、そこにいるのはまぎれもなくガンダムだ。

「どうして、君が…!」
「………いま、それをしゃべっている時間はない」
「どうして…………君が、ガンダムに乗っているんだ!!」
 
 どちらを選んだつもりはなかったが、沙慈は思わずガンダムの手に乗って叫んでいた。
 精一杯刹那をにらみつける。
 刹那はそれにひるむことなく、沙慈の腕をつかんで引っ張り上げた。
 その強い力に抗うように沙慈は腕を振り回そうとするが、勢いあまって体まで傾き、落ちかける。

「うわっ」
「何をしている」

 刹那はつかんだ腕をぐいっと引っ張った。そのまま沙慈はコックピットの中へと連れて行かれる。
(いやだ。乗りたくない。ガンダムなんて!)
 入ったコックピットの中は意外と広くて、自分一人が余計に入っても狭くならなかった。
 シートとの後方へ追いやられると、もうそこから出られそうになかった。思わず唇をかむ。
(どうして、僕がガンダムなんかに)

「少し速く移動する。しっかりつかまっていろ」

 悔しい。どうしてガンダムなんかに助けられたんだろう。なんで刹那がソレスタルビーングの人間だとわからなかったんだろう!
 叫びだしこそしなかったけれど、沙慈は代わりにつかまっているシートを力の限り握りしめて。
 ひたすらガンダムから見える景色を、睨みつけるように見つめていた。

 


 (初めて、この世界の無常さを知った日)
 

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